Google Mapsが不動産検索を改良、オーストラリアなどでも開始


「Google Maps」の不動産検索機能(Google LatLong公式ブログより)

 米Googleは6日、「Google Maps」の不動産検索を改良し、米国外でも提供を開始したと発表した。

 これまでも米国ではGoogle Mapsで不動産検索ができたが、さらに今回の改良によって、不動産に関係する検索語を入力することで条件の絞り込みまで行えるようになった。

 検索語が不動産検索に該当すると、条件絞り込みメニューが左欄に現れる。条件には、不動産の価格帯、バスルームやベッドルームの数などを指定できる。

 また、気に入った不動産があれば、ストリートビュー機能によって周辺を見て回ったり、周辺地域にある店舗や学校、病院などを検索することも当然ながら可能だ。Google Mapsを使った不動産検索には大きな利点があると言えそうだ。

 さらに米国以外でも、オーストラリアとニュージーランドで不動産検索サービスが開始された。いずれの国のサービスも、各国の不動産業者との提携関係によって実現したものだとしている。

 Google Mapsに不動産情報を掲載するために特別な条件はない。どの不動産業者でもフィードやGoogle Base APIを使って最新情報をアップロードできる。また、個人であっても代理店の許可さえあればデータをアップロード・登録できるとしている。これらの詳細な情報は英語で提供されている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/7/7 12:50