「Mac OS X 10.5.8」公開、18項目のセキュリティ修正


 アップルは5日、Mac OS X 10.5(Leopard)の最新版となる「Mac OS X 10.5.8」を公開した。Mac OS X 10.5.8には、Webブラウザ「Safari」の最新版となるバージョン4.0.2が含まれるほか、各種不具合を修正。また、18項目の脆弱性を修正しており、アップルではユーザーに対してアップデートを推奨している。

 Mac OS X 10.5.8では、RAW画像ファイルやPNG画像ファイルを読み込んだ際に任意のコードを実行させられる恐れのある脆弱性など、計18項目の脆弱性を修正。18件の中には、特別に細工したAppleTalkの応答パケットにより任意のコードを実行させられる恐れがある脆弱性など、危険度が高いと思われる脆弱性の修正も含まれている。

 また、Mac OS X 10.4(Tiger)についても、同様のセキュリティ修正を行う「Security Update 2009-003」が公開された。いずれも、OSの「ソフトウェア・アップデート」機能から更新できるほか、アップルのサイトから単体のインストーラがダウンロードできる。


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(三柳 英樹)

2009/8/6 13:02