アドビ、「PHOTOSHOP ELEMENTS 8」を発売


 アドビシステムズは23日、画像編集ソフト「ADOBE PHOTOSHOP ELEMENTS 8」を発売した。Windows版とMac版の価格は同じで、製品版はパッケージが1万4490円、ダウンロードが1万3800円、アップグレード版はパッケージが1万290円。ダウンロードが9800円。Windows版はWindows 7/Vista/XP、Mac版はMac OS X 10.4.11~10.5.8またはMac OS X 10.6に対応する。

 Windows版では、最適な明るさの写真を作成する「Photomerge Exposure」機能を新たに搭載した。例えば、フラッシュをたいて撮影した1枚とフラッシュなしで撮影した同じ場所の2枚の写真を組み合わせることで、露出を調整した1枚の写真を作成することが可能となった。

 また、被写体をゆがませることなく、写真をあらゆるサイズに拡大・縮小できるようになった。この機能は「Photoshop CS4」の技術を活用している。このほか、手持ちの写真とビデオクリップを一元管理する「Elements Organizer」などを新たに搭載した。

 Mac版では、Windows版と同じ写真編集オプションを搭載する。それに加えて、不要な対象物を写真から削除する「Photomerge Scene Cleaner」機能を追加。同機能は、車や通行人などが入り込んだ同じ場所の複数の写真をもとに、不要な対象物を取り除いた写真を作成できる。


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(増田 覚)

2009/10/23 14:50