電通、デジタル関連事業を統合する新会社を1月に新設

　電通は、同社および電通グループ内のデジタル事業を統合・一元管理する部署「デジタル・ビジネス局（DB局）」を2010年1月1日に新設すると発表した。

　また、デジタル関連事業の統括会社「株式会社電通デジタル・ホールディングス（DDH）」を1月5日付で設立する。電通執行役員の杉本晶氏が、代表取締役CEOに就任。電通100％出資だが、資本金額は明らかにされていない。

　電通のDB局では、社内のデジタル関連の「キャンペーンプロデュース」「メディア」「制作」「マーケティング」「データ分析」「テクノロジー開発」「ビジネス開発」などのリソースを統合したソリューションを広告主に提供する。

　さらに、DDHとDB局は常に連携し、「1つのデジタル・エージェンシーように機能する」ことで、グループ全体でのデジタル戦略を迅速に立案・実施。「テクノロジーの変化や広告主のニーズに速やかに対応できる体制を構築する」としている。