グリーが771万株を売り出し、株式の流動性向上が目的


 グリーは13日、同社の全株数の17.2%に相当する普通株式771万3000株を売り出すことを決議したと発表した。売り出しは、同社株式の流動性の向上および留保金課税の回避を目的としたものだという。

 グリー代表取締役社長の田中良和氏が398万3000株、リクルートが320万株、グリー取締役3人が合計53万株を売り出す。売り出し価格は未定だが、11月24日から11月27日までのいずれかの東京証券取引所における同社普通株式の普通取引の終値に0.90~1.00を乗じた価格とする。申込期間は売り出し価格等決定日の翌営業日から売り出し価格等決定日の2営業日後の日まで。

 売り出し予定株数を超える需要があった場合は、オーバーアロットメントにより40万株を上限として売り出す予定。


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(増田 覚)

2009/11/16 14:52