入力と同時に翻訳開始、「Google Translate」がUIを大幅改良


 米Googleは16日、機械翻訳サービス「Google Translate(Google 翻訳)」のユーザーインターフェイス(UI)を大幅に改良したと発表した。文章入力フォームに文字を入力すると同時に、対応する翻訳文がページ内に表示されていくようになった。

 翻訳先が日本語、中国語、アラビア語、ヘブライ語、ペルシャ語などの場合は、翻訳された文章のローマ字表記をあわせて表示できる。

 また、アラビア語、ペルシャ語、ヒンズー語などの場合、独自のキーボードを使用しなくても、ローマ字で入力するだけで自動的に文字変換が行われる。


「翻訳」ボタンをクリックしなくても、自動的に翻訳文が表示される。日本語などでは、翻訳文のローマ字表記も表示可能

 英語に翻訳する場合は、翻訳文の横に表示されるスピーカーアイコンをクリックすることで、発音を聞くことも可能だ。

 「Google Translate」は、日本語を含む51言語に対応しており、翻訳できる言語の組み合わせは2550通りに上る。


スピーカーアイコンをクリックすることで、発音を聞くことも可能




関連情報


(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/11/17 14:26