「Google Chrome for Linux」もベータ版公開
GTKテーマに対応した「Google Chrome for Linux」(Google公式ブログより画像転載) |
米Googleは8日、「Google Chrome for Linux」のベータ版を公開した。GNOME、KDE双方に対応している。現在、同社サイトにおいて、Debian/Ubuntu用とFedora/openSUSE用それぞれに32bit版と64bit版のダウンロードパッケージが用意されている。
Windows版やMac用ベータ版に共通する起動の速さ、高速処理、安定性、セキュリティを備える一方、LinuxネイティブなGTKテーマへの対応、Linuxの標準的なシステムパッケージマネジャーによるアップデート管理など、Linuxのユーザー環境に適した構成となっている。
また、同日発表されたGoogle Chromeの拡張機能(エクステンション)は、早くもLinux用ベータ版で利用できる。
GoogleではほとんどのユーザーがLinuxを利用しているため、Google ChromeのLinux版に対する要望は社内でも強かったとしている。開発は、オープンソースプロジェクトの色合いが強く反映され、外部開発者50名がコードを提供したという。
なお、Linux版のデベロッパーチャンネルをインストールしていたユーザーは、ベータ版をインストールする前に、デベロッパーチャンネルバージョンをアンインストールすることが推奨されている。
関連情報
(青木 大我 taiga@scientist.com)
2009/12/9 15:30
-ページの先頭へ-