寄付の手段、ネット利用が7%~独IT業界団体調査


 独IT業界団体のBITKOMは12月29日、調査会社Forsaと共同で行った調査の結果を発表した。寄付を行う手段としてインターネットを利用したことのある人が7%に達していることが明らかになった。

 調査によれば、過去2年間で寄付をしたことのある人は63%いたが、現金での寄付が34%と多かった。電話での寄付は6%で、インターネットと合わせると合計で13%になる。

 若年層(18~29歳)では寄付経験者は43%と低下するが、オンラインでの寄付は20~24歳の層でインターネットが10%、電話が17%の合計27%になるという。他方で、60歳代以上では寄付経験者の割合は72%に上昇するが、インターネットと電話がそれぞれ3%で、合計6%にとどまる。

 なお、オンラインによる寄付手段で最も普及しているのは銀行振り込みで、このほか、クレジットカードやマイクロペイメントシステムも寄付手段として提供されているという。


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(Gana Hiyoshi)

2010/1/5 16:03