Illustrator CS4/CS3のアップデート公開、脆弱性を修正
米Adobe Systemsは7日、Illustrator CS4/CS3の脆弱性を修正するアップデートファイルを公開した。Windows版とMac版のファイルが用意されており、Adobeのセキュリティ情報のページからダウンロードできる。
アップデートファイルでは、2009年12月に発見されたIllustrator CS4/CS3の脆弱性を修正する。この脆弱性が悪用された場合、特別な細工をされた「.eps」ファイルをIllustratorで開いた際に、任意のコードを実行させられる危険がある。Adobeでは、脆弱性の危険度を4段階で最も高い“Critical”と評価している。
アップデートファイルは、Adobeのセキュリティ情報ページにあるリンクからダウンロードできる。提供されているファイルはアーカイブファイルで、ユーザーが手動で解凍して所定のフォルダにコピーするなどの操作が求められる。日本のアドビシステムズに問い合わせたところ、日本語版での対応やアップデート用プログラムの提供予定については、現在確認中だという。
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(三柳 英樹)
2010/1/8 19:03
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