子供の携帯料金、7割の親が「高い」
ブランド総合研究所は、子供の携帯電話利用に関する調査結果を発表した。親と子供、双方の立場から調査したもので、携帯電話料金などに関する考え方が明らかにされている。
同調査は1月8日~13日にかけて、インターネット上で行われた。有効回答数は子供(小学6年生~高校3年生)が599人、親が590人。小6~中3の子供については、親同席で回答するよう依頼した。
供に携帯電話が必要かどうか、親の76.8%が「どちらかというと必要」「必要」と回答し、「どちらかというと不要」「不要」という回答は計8.7%に留まった。メリットとしては「親子での連絡に便利」が90.5%、「家族使用携帯の料金サービスがあるから」が32.4%、「友人とのコミュニケーション・関係作り」が31.0%となった。
料金に関しては、子供の携帯電話費用を抑えたいと望む親は51.4%となり、衣服費(33.9%)や学習費(23.2%)、食費(17.8%)などよりも強い意向であることが示された。また71.3%の親が「とても高いと感じている」「高いと感じている」と回答。実際に支払っている額と妥当と考える金額の平均を比較すると、2242.6円の開きがあった。
子供の立場から見た料金については、95.7%の子供が月々の料金を知っていると回答し、47.4%が「上限を超えないよう工夫」、33.1%が「上限は決まっていないが気にする」と回答した。また平日に携帯で通話する相手については「1人程度」が30.6%、「2人程度」が36.5%、「3人程度」が20.6%となった。
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(関口 聖)
2010/1/20 18:58
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