JEITA、Gumblarウイルス感染で停止したWebサイト再開


 電子情報技術産業協会(JEITA)は、ウイルスによる不正改ざんで停止していた協会Webサイトを再開したと発表した。

 報告によれば、1月15日22時15分~18日11時にかけて、ウイルスが原因でJEITAのWebサイトで不正に改ざんされていた。原因となったのは、 Gumblar(亜種通称GENOウイルス)と呼ばれるコンピュータウイルスで、感染スクリプトが埋め込まれたWebページをパソコンで閲覧すると感染し、感染したパソコンで Webサイトを運用していると、さらにその運用サイトにも感染スクリプトが埋め込まれるというもの。

 JEITAでは、サイトの閲覧者から情報を得てサイトを一時停止し、現在閲覧できないWebページについても随時再開するとしている。なお、ウイルスに感染したことに対する問い合わせはなかったという。

 JEITAは電子機器や電子部品関連の業界団体で、携帯電話関連では国内携帯電話の出荷数などを公開している。


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(津田 啓夢)

2010/1/22 19:09