Windows 7 RC版の使用期限迫る、3月1日から2時間ごとに自動終了


Windows 7リリース候補(RC)版

 米Microsoftは1日、Windows 7リリース候補(RC)版の使用期限が迫っていることをあらためてユーザーに告知した。

 すでにアナウンスされていたことだが、Windows 7 RC版がインストールされている場合、2月15日からはリマインダーが表示されるようになる。このリマインダーでは、3月1日からPCが2時間ごとにシャットダウンすることが通知される。2時間ごとのシャットダウンは6月1日まで継続する。

 6月1日からは、ユーザーが設定していた壁紙が除去され、Windows正規版でないことを示すメッセージが右隅に表示される。この段階になると、アップデートの適用やWindows正規版を必要とするダウンロードはできなくなる。

 自動シャットダウンが行われる際にユーザーデータは保存されないため、3月1日以降は、意図せずしてユーザーデータを損失する可能性がある。そのためMicrosoftでは、Windows 7正式版に移行するよう強く勧めている。なお、その場合はWindows 7のクリーンインストールをする必要があるとしている。

 Windows 7に移行するためにさらなるアプリケーションやハードウェアの互換性テストが必要な場合、MicrosoftではWindows 7エンタープライズ版90日間試用版を用意している。また、TechNetのWebサイトにおいて、Windows 7への移行に関する情報提供も行っていると説明している。

【お詫びと訂正 2010/2/3 11:45】
 記事初出時、自動シャットダウンを「1時間おき」と記述しておりましたが、正しくは「2時間ごと」です。お詫びして訂正いたします。



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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/2/2 11:59