小中学生が対象のGoogleロゴコンテスト、グランプリを発表


グランプリ作品に選出された川島さんの「日本の祝日」

 グーグルは20日、全国の小中学生を対象にした「Google」ロゴのデザインコンテスト「Doodle(ドゥードゥル) 4 Google」の最終審査結果を発表した。グランプリには、神奈川県海老名市立東柏ヶ谷小学校6年・川島寛乃さんの「日本の祝日」が選ばれた。

 「Doodle 4 Google」の日本での開催は、今回が初めて。「私の好きな日本」をテーマに作品を募集し、応募総数は6万8000件を超えた。審査はGoogle社員で構成した審査委員会による1次審査を経たのち、一般ユーザーによるオンライン投票で30作品が地区代表として選出された。その上で、GoogleロゴをデザインしているWebマスターをはじめとしたメンバーで最終審査が行われた。なお、オンライン投票数は52万件を超えたという。

 グランプリに選出された川島さんの作品は、Googleの“G”の部分を鶴であらわしたデザイン。3月1日にGoogle.co.jpのホームページに掲出される予定だ。また、川島さんが通学する海老名市立東柏ヶ谷小学校には、PC助成金が贈られる。

 部門優秀賞には、小学校低学年部門(小学校1~3年生)に応募した兵庫県加古川市立平岡東小学校3年・飯田莉捺さんの「加古川の春夏秋冬」を、中学生部門(中学校1~3 年生)に応募した鹿児島県垂水市立垂水中学校3年・野村梨奈さんの「七転び八起き ~あきらめないキモチ~」を選出した。このほか、審査員特別賞として5作品も選出された。

 なお、今回の受賞作品を含む地区代表作品30点に関しては、神奈川県横浜市にある「横浜美術館」内の「カフェ小倉山」にて2月28日まで展示される。


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(村松 健至)

2010/2/22 13:40