NTT Com、26GHz帯使ったFWAサービス「エアアクセス」終了へ


 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は15日、加入者系無線アクセスシステム(Fixed Wireless Access:FWA)を使ったサービス「エアアクセス」の提供を、2011年1月末で終了すると発表した。

 「エアアクセス」は、NTT Comのビルから顧客のビルまでを、26GHz帯のFWA回線で接続するサービス。2000年3月に提供を開始し、政令指定都市などで展開してきた。しかしその後、他の有線ブロードバンドアクセス回線の提供エリアが拡大するのに伴い、利用者が減少していたという。

 終了するサービスは、「エアアクセス アクセス専用サービス」と「エアアクセス アクセスデータ通信サービス(タイプ3)」。既存顧客への代替サービスの見通しは立っているとしており、サービス終了時までに移行を促していく。


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(永沢 茂)

2010/3/15 18:14