「iTunes 9.2」では脆弱性の修正も、WebKitやColorSyncなど


 米Appleは16日、同日公開したコンテンツ管理ソフト「iTunes 9.2」で修正した脆弱性を公表した。脆弱性はColorSyncやImageIO、WebKitに関するもの。Windows 7/Vista/XPが影響を受ける。

 ColorSyncの脆弱性では、細工を施された画像を閲覧すると、アプリケーションが強制終了したり、任意のコードが実行される恐れがある。

 ImageIOの脆弱性では、細工の施されたTIFFファイルを開くと、ColorSyncの脆弱性と同様に、アプリケーションが強制終了したり、任意のコードが実行される恐れがある。

 このほかWebKitの脆弱性としては、7日にリリースされた「Safari 5.0」で修正されたものと同様の脆弱性がiTunesでも修正された。


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(増田 覚)

2010/6/17 19:25