OperaでもWindowsのDLL読み込みの脆弱性に対処、バージョン「10.62」公開


 Opera Softwareは9日、ウェブブラウザーの最新バージョン「Opera 10.62」をリリースした。Windows版、Mac OS X版、UNIX版があり、同社サイトよりダウンロードできる。

 Windows版では、悪意あるDLLが意図せずに読み込まれ、任意のコードが実行されてしまう恐れのある脆弱性を修正した。Operaでは危険度を、5段階中で上から2番目に高い“High”とレーティングしており、既存バージョンのユーザーにアップデートを推奨している。

 この脆弱性の影響を受けるのはWindows版のみだが、10.62では安定性改善のための不具合修正なども複数含まれているため、Mac OS X版、UNIX版についてもアップデートを推奨している。


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(永沢 茂)

2010/9/10 12:54