IEでChromeのエンジンが利用できる「Google Chrome Frame」安定版が公開
Googleは22日、Internet Explorer(IE)用プラグイン「Google Chrome Frame」の最新安定版を公開した。これまでベータ版として公開してきたが、今回のリリースで安定版となった。対応OSはWindows 7/Vista/XP。対応ブラウザーはIE 8/7/6。
「Google Chrome Frame」は、Google Chromeで使用されているレンダリングエンジンやJavaScriptエンジンなどを、IEの古いバージョンでも利用できるようにするプラグイン。ウェブページに所定のmetaタグを記述すると、プラグインをインストールしたIEではGoogle Chromeのエンジンを利用するようになり、HTML5を利用したページなどが旧バージョンのIEでも利用可能となる。
安定版では、Windows 7/Vista環境において起動が3倍速くなったほか、他のプラグインとの干渉問題を修正。管理者向けに、Windowsインストーラーのパッケージも用意された。
Googleのサービスでは、Orkut、Googleドキュメント、YouTubeが既にGoogle Chrome Frameに対応しており、今後GmailとGoogleカレンダーも対応する予定としている。
関連情報
(三柳 英樹)
2010/9/24 14:59
-ページの先頭へ-