Logitech、「Google TV」対応のセットトップボックスを10月末発売

Logitech Revue

　Googleが提唱するテレビ向けのプラットフォーム「Google TV」に対応する初の製品となるセットトップボックス「Logitech Revue」が6日、スイスのLogitech（日本でのブランド名はLogicool）から発表された。10月末に米国で発売予定で、価格は299.99ドル。

　「Google TV」は、ウェブコンテンツをテレビに持ち込むとともに、テレビ自体の視聴体験も改良することを目的として、Googleが2010年5月にカンファレンス「Google I/O」で発表したプラットフォーム。テレビ視聴画面にオーバーレイ表示する形で検索ボックスを表示し、テレビ番組やウェブサイトを一括して検索できる。OSにはAndroidを採用し、Android向けアプリが動作するほか、スマートフォンとの連携機能などを備える。

　「Logitech Revue」は、HDMIの入力および出力端子を備え、ケーブルテレビや衛星放送のチューナーとテレビの間に挟む形での利用を想定している。付属のワイヤレスキーボードにより、テレビ画面やウェブの検索が行えるほか、ビデオオンデマンドサービスの「Netflix」などの各種アプリが利用できる。別売のカメラを装着することでビデオチャットにも対応する。

　通信機能は、IEEE 802.11n/a/b/g対応の無線LANと、100BASE-TX/10BASE-T対応の有線LANポートを搭載。USB 2.0も2ポート搭載する。