「Androidマーケット」ウェブ版、PCからアプリのインストール・管理が可能に
ウェブ版のAndroidマーケット |
Googleは2日、Android向けアプリの販売ストア「Androidマーケット」について、PCからアクセスできるウェブ版の提供を開始した。当初は英語版での公開で、今後数週間でその他の言語にも展開する予定としているが、日本からアクセスした場合にはカテゴリーの名称などは既に日本語で表示される。
これまで、AndroidマーケットにはAndroid端末からのみアクセスが可能で、ダウンロードや決済などもすべて端末から行う形となっていた。ウェブ版のAndroidマーケットはPCからのアクセスも可能で、Googleアカウントに基づいてユーザーが登録しているAndroid端末に対して、アプリの新規インストールやインストール済みアプリの管理などが行える。
ウェブ版でアプリを検索してインストールを選択すると、Googleアカウントに紐付いたAndroid端末の選択画面が表示される。この画面でOKを押すと、Android端末側で自動的にインストールが行われ、USBケーブルなどでAndroid端末をPCに接続する必要はない。位置情報などアプリが利用する情報については事前に確認でき、有料アプリの場合にはGoogleチェックアウトで決済を行う。
このほか、Googleでは、各国のAndroidマーケットにおけるアプリ販売価格をより細かく設定できる機能と、アプリ内課金の機能を提供することを発表。今後数週間でアプリ内課金の機能を備えたAndroidマーケット用クライアントをリリースし、今四半期中にはアプリ内課金が行えるようにする予定としている。
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(三柳 英樹)
2011/2/3 13:03
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