「Evernote for Windows」に共有機能を搭載、FacebookやTwitterとも連携
米Evernoteは12日、「Evernote」のWindows向けクライアントソフトの最新バージョン「Evernote 4.3 for Windows」をリリースした。Windows 7/Vista/XPに対応しており、同社サイトから無料でダウンロードできる。
今回のアップデートではまず、Evernoteに保存にしているノートを、クライアントソフト内から知人などと共有できる機能が追加された。メニューバーに「共有」ボタンが追加されており、このボタンからノートのリンクをFacebookやTwitterに投稿したり、メールで送信できるようになっている。なお、ノートを共有すると、そのURLにアクセスできるすべての人が閲覧可能になるため注意が必要だ。
ノートの共有機能 |
ノートブックを共有する際は、共有する相手やパスワードを設定することが可能だ。有料のプレミアム会員であれば、他のユーザーによるノートの編集を許可することも可能。
一方、自分に対して誰かがノートブックを共有している場合、共有されているノートが自分のアカウントにリンクされ、クライアントソフト内から閲覧できる。共有ノートブックもローカルに保存され、事前に同期している場合はオフラインでもアクセスできるが、デフォルトでは自分のノートブックほど頻繁に同期しないという。この設定は、ノートブックごとに変更できるとしている。
ノートブックの共有機能 |
共有機能のほか、ノートパネルの下部にノート数と文字数を表示できるオプションを追加。また、特定のノートを対象として文字の検索・置換が可能になった。ユーザーの言語設定に応じたデフォルトフォント選択機能も改善し、言語を日本語に設定している場合はデフォルトフォントがMS明朝に設定されるとしている。
文字数の表示機能 |
関連情報
(永沢 茂)
2011/4/13 15:31
-ページの先頭へ-