Mac OS X用のセキュリティアップデートが公開、不正SSL証明書問題に対応


 アップルは14日、Mac OS Xのセキュリティ修正を行う「セキュリティアップデート2011-002」を公開した。OSのソフトウェア・アップデート機能またはAppleのダウンロードサイトから入手できる。対象となるOSはMac OS X 10.6.7および10.5.8。

 「セキュリティアップデート2011-002」では、SSL認証局の米Comodoが不正なSSL証明書を発行してしまった問題に対応し、不正なSSL証明書をブラックリストに登録する処理を行った。

 Windows版のSafariについては、SSLサーバー証明書の確認はOS側で行っているため、マイクロソフトが既に提供しているWindows用の更新プログラムを適用することでこの問題に対応する。また、iOSについては、この問題についての対応を14日に公開した「iOS 4.3.2」で行っている。


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(三柳 英樹)

2011/4/15 18:35