ツイートをコミック化、iPhone用Twitterアプリ「Feel on!」に有償機能


 株式会社L is B(エルイズビー)は31日、ツイートに含まれる感情を自動解析してコミック風に表示するTwitterクライアント「Feel on!」のiPhone用アプリにおいて、有償課金サービスを開始した。

 Feel on!は、独自開発のソーシャル感情エンジン「SEE(Social Emotion Engine」により、ユーザーのツイートを自動解析。「愛情」「喜び」「興味」「期待」「悲しみ」「驚き」「怒り」「その他」に分類し、感情にふさわしい色やイラストを使って表示する。

 4月8日にはiPhone用アプリを無償で公開し、現在までに8万ダウンロードを突破。今回、iPhone用アプリにおいて、1)インスタントTweet機能、2)ツイート翻訳ボタン、3)「後で読む」ボタン――をアプリ内課金で提供する。

 インスタントTweet機能は、「おはよう」や「お腹すいた」などの“決めゼリフ”をワンタップでツイートできる機能。4つのセリフがあらかじめ用意されているが、編集することで任意のセリフを登録できる。

インスタントTweet機能のイメージ

 リプライ時にも「つっこみ返信」として、「なんでやねん」や「ええんちゃう」などの決めゼリフをツイートできる。また、芸人がツッコミを入れるようにiPhoneを横にシェイクすると、「なんでやねん!」という効果音と同時にツイートを送信する機能も備える。

 ツイート翻訳ボタンは、海外の有名人をフォローしていたり、海外の友人とのやりとりをする際に使える翻訳機能。同ボタンをクリックすると、「Google 翻訳」による翻訳結果が表示される。翻訳先の言語はiPhoneの言語環境に依存する。

ツイート翻訳ボタン機能のイメージ

 「後で読む」ボタンは、ツイートに含まれるリンク先を「Read it Later」もしくは「Instapaper」に保存できるサービス。事前に各サービスに登録すれば、気になったリンクを保存して後で読める。

「後で読む」ボタン機能のイメージ

 1)インスタントTweet、2)ツイート翻訳ボタン、3)後で読むボタンは各230円、3機能セットで600円。なお、リリース記念として、6月10日までは各機能が115円、3機能セットが230円。有償機能を購入すれば、バナー広告枠の表示を無効にできる。


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(増田 覚)

2011/5/31 10:00