Facebook、チェックイン機能と連動したクーポンサービスを公開
チェックインクーポンに対応している店舗一覧 |
左からFacebookの森岡康一氏、SHELLYさん、ユージさん |
米Facebookは7日、同社が運営するSNS「Facebook」において、自分のいる場所を友人とシェアできるスポット機能に連動してクーポンが入手できるサービス「チェックインクーポン」を公開した。
チェックインクーポンは、米国で2010年11月に開始した「Check-In Deals」の日本語版という位置付け。同サービスはこれまで北米とヨーロッパで展開していたが、アジアでは日本が初の提供となった。
Facebookのスポット機能から「チェックイン」ボタンを押すと、現在地周辺の店舗や建物などのスポットが一覧表示され、チェックインクーポンに対応しているスポットを探せる。対応スポットには黄色いアイコンが表示されている。
クーポンに対応するスポットにチェックインした上で「クーポンを入手」ボタンを押すと、端末画面にクーポンが現れ、ニュースフィードを通じてクーポンを入手したことが友人にもシェアされる。クーポンは店舗で提示すれば、割り引きや特典が受けられる。
クーポンは1人用だけでなく、友人と一緒にチェックインすると利用できるグループ用クーポン、店舗へのチェックイン回数に応じて提供されるリピーター向けのポイントクーポン、店舗から特定の慈善団体に寄付されるチャリティークーポンなどの種類がある。
チェックインクーポンを利用するには、スマートフォン専用のFacebookアプリ、もしくはGPS内蔵の携帯電話やスマートフォンのブラウザーからFacebookのモバイル用ページにアクセスする必要がある。
現時点でクーポンを発行するのは14社。adidas、GAP、サカゼン・ゼンモール、しゃぶしゃぶ温野菜、SLY、Disney Store、TIPNESS、Domino's Pizza、日高屋、Family Mart、富士急ハイランド、MINISTOP、UNITED ARROWS green label relaxing、LAWSONの一部または全店舗で利用できる。
7日には東京・渋谷の「109」前でイベントが開催され、Facebookの森岡康一氏が新サービスを紹介するとともに、タレントのSHELLYさんとユージさんが駆けつけ、Facebookの魅力を語った。
森岡氏は米国におけるチェックインクーポンの利用状況について、「サービス開始後にチェックインの件数が2~6倍以上増えた」と述べ、日本でもクーポンを発行する事業者とユーザーの結び付きがさらに強くなると話した。
また、FacebookのコアユーザーというSHELLYさんは、「よく行くお店がクーポンを出していて、つい買い物してしまいそう」と語ると、Facebook未経験者のユージ氏は「さっそくおっぱじめたい。友だちのJOYにもドヤ顔で伝える」と語り、会場の笑いを誘っていた。
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(増田 覚)
2011/6/7 17:44
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