初のwebOS搭載タブレット「HP TouchPad」、7月1日米国発売


 米HPは、「webOS」を搭載した初のタブレット端末となる「HP TouchPad」を米国で7月1日に発売する。Wi-Fiモデルのみで、価格はストレージ容量が16GBで499.99ドル、32GBで599.99ドル。夏の終わりには米AT&Tの通信回線を利用する3Gモデルも発売する。

 webOSは、HPが買収した米Palmが開発した携帯端末向けOS。9.7インチのマルチタッチ対応スクリーン(1024×764ドット)、前面には1.3メガピクセルのウェブカメラを搭載する。CPUはQualcommのデュアルコアプロセッサー「Snapdragon dual-CPU APQ8060」(1.2GHz)。

 ネットワークはIEEE 802.11a/b/g/nの無線LANと、Bluetooth 2.1に対応。本体サイズは190×240×13.7mm、重さは約740g。色はブラック。

 英国、アイルランド、フランス、ドイツでも米国より2~3日遅れて発売する予定。カナダでは7月中旬、日本に関しては明記されていないが、アジア太平洋地域でも年内に発売する。なお、米国と欧州では6月19日に予約受け付けを開始する。


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(増田 覚)

2011/6/10 15:42