Google、明日発表予定のOffice 365を牽制~Google Appsとの比較記事を掲載


 米Googleは27日、「Google Appsを検討すべき365の理由」と題する記事をGoogle Enterprise公式ブログに掲載した。

 これは、「Google Apps」と米Microsoftが明日発表予定の「Office 365」の比較記事で、Google AppsプロダクトマネージャーであるShan Sinha氏が、実際に365の理由を挙げる代わりにわずか4つの理由を挙げる内容となっている。

 この4つの理由とは、1)Office 365は個々人のためのものであるが、Google Appsはチームのためのものだ、2)Office 365はMicrosoftのために開発されたが、Google Appsはユーザーの選択肢を増やすために開発された、3)Office 365には11のプラン、3つのエディション、2つのTierがあるが、Google Appsは月額5ドルで縛りがない、4)Office 365はデスクトップのためであるが、Google Appsはウェブのためであること。

 Microsoftが明日発表予定のOffice 365には大きな注目が集まっている。企業は依然として圧倒的にMicrosoft Officeを使用している。この優位性の上に、企業がOffice 365をどのように受け入れるのか、Google Appsとの関連でも注目が集まりそうだ。


関連情報


(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/6/28 11:43