ビジネス特化型の実名制SNS「Biz-IQ」がスタート、リクルート子会社が運営


「Biz-IQ」プロフィール画面のサンプル

 株式会社リクルートは29日、6月に共同設立した新会社「株式会社ビズアイキュー」において、ビジネス特化型SNS「Biz-IQ(ビズアイキュー)」の正式版提供を開始したと発表した。実名登録を原則としており、参加には既存会員からの招待、もしくは審査を伴う個人申請が必要。

 リクルートでは実名制SNSが普及・浸透する現状を背景に、プライベートな情報だけでなく、ビジネス上の情報交換や人脈作りを行う場のニーズが高まっていると分析。Biz-IQを「ネットワーキング/Q&Aプラットフォーム」として立ち上げることで、職場の同僚、取引先、興味関心のある業界や業種など、さまざまなジャンルでの人的ネットワーク拡大を促したいとしている。

 Biz-IQ内では、Q&A機能などを設置。ユーザー間の相互交流を通じて、仕事に役立つ知識や知恵が取得できるとしている。また「知人」登録の申請にあたっては、同僚、同級生といった関係性を必ず選択する必要があるなど、独自の信頼性向上策を導入した。

 なお、Biz-IQの運営元である株式会社ビズアイキューは、リクルートとOak Pacific Holdings (Japan)による共同出資会社。出資比率はリクルートが65%、Oak Pacific Holdings (Japan)が35%。


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(森田 秀一)

2011/9/30 12:43