Adobe、iOSとMacで写真を共有できるクラウドサービス「Adobe Carousel」開始
米Adobe Systemsは31日、iPad、iPhone/iPod touch、Mac OS向けの写真アプリケーション「Adobe Carousel」の提供を開始した。クラウドサービスを通じて複数の端末間で写真を共有でき、アプリで写真の閲覧や補正が行える。利用料金は年額99.99ドルまたは月額9.99ドルで、最大30日間の無償体験版も用意される。2012年1月31日までは特別価格として、年額59.99ドルまたは月額5.99ドルで提供する。
Adobe CarouselのMac向けアプリ | Adobe CarouselのiPad向けアプリ |
Adobe Crouselは、9月7日にイベント「Photoshop World 2011」の基調講演で発表した写真サービス。クラウドベースのスマートメッシュ技術により複数のデバイス間で写真が共有でき、iOSおよびMac向けのアプリから利用できる。WindowsとAndroidのサポートも2012年上半期中に予定しているという。写真の容量については、「加入者は事実上無制限のJPEGファイルをインポートできる」としている。
アプリはiTunes App StoreおよびMac App Storeからダウンロード可能。アプリでは画像の露出やホワイトバランス、彩度の調整などをタッチ操作で行うことができ、用意されている10種類以上の「ルック」により写真の見栄えを素早く変更できる。また、友人や家族を招待して共同作業を行えるほか、メール経由でFacebookやTwitter、Tumblrに写真を送って共有することもできる。
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(三柳 英樹)
2011/10/31 14:27
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