Xbox LIVEがアップデート、Metro UI採用、セーブデータのクラウド保存など


新しいインターフェイス画面

 日本マイクロソフト株式会社は6日、ゲーム機「Xbox 360」のオンラインエンターテイメントサービス「Xbox LIVE」について、アップデートの配信を開始した。アップデートは、Xbox LIVEにサインインすることで自動的にダウンロードされる。

 アップデートでは、ユーザーインターフェイス(ダッシュボード)のデザインを一新し、Windows Phone 7に採用された新たなユーザーインターフェイス「Metro UI」を採用。コントローラーやKinect操作にも最適化された共通のインターフェイスとなった。

 ダッシュボード上でKinectを使って体や声で操作できる範囲も広がり、画面上に表示される言葉でメニューを選択したり、映像の再生や早送りなどの操作にもKinectが使えるようになった。北米や米国ではBingを使った音声検索にも対応し、ゲームや映画、テレビ番組などを音声で検索できるようになった。

 利用可能な映像配信サービスも追加され、日本では6日から「Hulu」が利用可能となったほか、12月中にはYouTubeとDailymotion、2012年前半にはMLB.TVが追加される予定。このほか、米国ではHulu PlusやNetFlixが追加されるなど、各国で映像配信サービスが順次追加される。

 ゲーム関連では、自分のセーブデータをクラウドストレージに512MBまで保存できる機能が追加。また、自分の遊びたいゲームを登録してフレンドに知らせることができる「ビーコン機能」や、自分のプレイしているゲームの実績をFacebookで公開できる機能が追加された。


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(三柳 英樹)

2011/12/7 06:00