2011年のYouTube、再生回数は1兆回超、最も人気があったのは「史上最低の曲」


 YouTubeは20日、人気のあった動画や検索キーワードで2011年を振り返るチャンネル「YouTube Rewind 2011」を公開した。

 2011年にYouTubeで動画が再生された回数は全世界で1兆回以上に上り、地球上の全員が140回視聴した計算になるという。サイトでは、2011年の再生回数が多かった動画がタイムラインに沿って紹介されているほか、再生回数の多かったミュージックビデオ、急上昇した検索キーワードについて、国別や全世界のランキングを見ることができる。

 全世界で2011年に再生回数が最も多かった動画は、米国の13歳(当時)の少女「Rebecca Black」がデビュー曲として発表したミュージックビデオ「Friday」。評論家などから「史上最低の曲」などと酷評されたことから、逆に注目を集めた。

 日本で最も再生回数が多かった動画は、九州新幹線の全線開業を祝したCMの総集編。また、東日本大震災の津波を伝える動画が、全世界で最も再生されたニュース映像となったという。

人気動画などで2011年を振り返る「YouTube Rewind」

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(三柳 英樹)

2011/12/21 13:57