自炊代行に賛否両論、iOSユーザー意識調査
株式会社フィルモア・アドバイザリーは4日、裁断機やスキャナーを用いて書籍を電子化する、いわゆる“自炊”に関する意識調査の結果を公表した。調査は1月2日から3日まで、同社が提供するiOS向けアプリ「AskSmartly」のユーザー1002人が回答したもの。
それによれば、自炊という言葉を「知っている」という人は49%。自炊を「頻繁にする」という人は5%、「たまにする」というは11%だった。自炊を業者に依頼する代行については「禁止すべき」(31%)と「禁止すべきでない」(30%)と賛否が拮抗した。
自炊代行をめぐっては、東野圭吾氏や弘兼憲史氏ら作家・漫画家7人が「著作権法の複製権侵害に該当する」として代行業者2社を相手取り、スキャン行為の差し止めを求める訴えを東京地方裁判所に提起している。
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(増田 覚)
2012/1/5 13:48
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