Adobe Reader/Acrobatの定例アップデートが公開
米Adobe Systemsは米国時間10日、Adobe Reader/Acrobatの定例アップデートを公開した。複数の脆弱性の修正が含まれており、Adobeではユーザーに対してアップデートを推奨している。
アップデートとして公開された新バージョンは、Adobe Reader X/Acrobat Xのバージョン10.1.2と、Adobe Reader/Acrobatのバージョン9.5。それぞれのWindows版とMac版、Adobe Reader 9.5のLinux版が公開された。
新バージョンでは、メモリ破損によりコード実行が引き起こされる脆弱性など、危険度が4段階で最も高い“Critical”とされるものを含む複数の脆弱性を修正。また、12月にWindows向けに臨時アップデートが公開された2件の脆弱性についても修正を行なっている。
Adobeでは、四半期ごとにAdobe Reader/Acrobatの定例アップデートを行っており、次回は米国時間4月10日に公開の予定。
関連情報
(三柳 英樹)
2012/1/11 15:01
-ページの先頭へ-