Google+、日々のアクティブユーザーは5000万人、滞在時間は1日平均1時間


 グーグル株式会社は7日、「Google+」にサインアップした登録者のうち、月間アクティブユーザー数が全世界で1億人を突破したと発表した。同じく日々のアクティブユーザー数は5000万人で、1日あたりの滞在時間は平均1時間だとしている。国別や地域別の数字は公表していないが、日本のユーザーの数も順調に伸び続けているという。

 アクティブユーザーとは、ログインした上で、それぞれ月または日に1回以上、「plus.google.com」内、もしくはその他のGoogleのサービスにおいてGoogle+関連機能を利用した人の数。滞在時間についても「plus.google.com」のストリーム以外での滞在もカウントしている。

 具体的には、YouTubeなどにある「+1」ボタンのクリック、Google マップの「共有」、Picasa ウェブアルバムでのコメントなど。Google+のストリームには直接ジャンプしないが、その行動・情報がGoogle+で共有される活動が含まれる。

 グーグルによると、これらを含めてカウントしているのは、Google+が同社の全サービスに横串を通すプロジェクトであるため。「plus.google.com」内の滞在時間のみを重要視することはないとしており、このほかのGoogleのサービスにおいても今後、Google+の活動ができるよう機能を盛り込んでいく考えだ。

 このほか、「+1」ボタンなどのソーシャル要素が含まれる広告のCTRが通常の広告よりも5~10%高いことも明らかにした。


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(永沢 茂)

2012/3/7 19:43