@nifty、薄型WiMAXルーター「Uroad-SS10」販売、タブレットとの980円セットも


URoad-SS10

 株式会社ニフティは8日、WiMAXを利用した通信サービス「@nifty WiMAX」で、シンセイコーポレーション製のモバイルルーター「URoad-SS10」の取り扱いを開始した。

 @nifty WiMAXに新規加入した場合の販売価格は、「@nifty WiMAX Flat 年間パスポート」プランに申し込んだ場合は1円、「@nifty WiMAX Flat」プランに申し込んだ場合は7800円、「@nifty WiMAX Step」に申し込んだ場合は1万800円。通常販売価格は1万7800円。

 また、URoad-SS10とAndroidタブレット「IdeaPad Tablet A1」を、980円で提供するセットも用意される(新規加入、@nifty WiMAX Flat 年間パスポートプランの場合)。


 URoad-SS10は、「Uroad-8000」の後継モデルにあたるシンセイコーポレーションのモバイルルーター。90×63×11.3mm、86gという小型・軽量サイズで、最大9時間のバッテリー駆動を実現。通信がない場合に自動的に待機状態となるウェイティングモードを搭載し、さらに電力消費を抑える休止状態に移行させることも可能。待機状態では連続約20時間、休止状態では連続約250時間使用できる。

 WiMAXの通信速度は、下り最大40Mbps、上り最大15.4Mbps。WiMAXハイパワーに対応し、受信感度が弱い場所でも受信性能が向上する。無線LANはIEEE 802.11b/g/nに対応し、最大10台の機器が接続可能。スマートフォン(iOS、Android)から、バッテリー残量や電波状態の確認、電源オフなどが操作できるモバイルブラウザー用のウェブUIにも対応する。


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(三柳 英樹)

2012/3/8 15:21