プラネックス、2.4/5GHz帯同時使用、LTE端末のUSB接続が可能なWi-Fiルーター


 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、IEEE 802.11a/b/g/nに対応した無線LANルーター「MZK-WG300DX」を6月29日に発売すると発表した。参考価格は1万500円。

MZK-WG300DX

 2.4GHz帯のIEEE 802.11b/g/nと5GHz帯のIEEE 802.11a/nの同時使用が可能なデュアルバンドルーターで、マルチSSIDにも対応する。通信速度は最大300Mbps(理論値)。有線インターフェイスはLAN側×4ポート、WAN側×1ポートで、いずれもギガビットイーサに対応している。

 このほかUSB 2.0×1ポートを搭載しており、対応するLTEデータ通信端末(NTTドコモL-02C)を接続すれば、固定回線の無い場所でWAN側にLTE通信網を使ってインターネットに接続できる。あるいは、USBメディアサーバー機能(DLNA対応)も搭載しているため、USB接続のHDDやUSBメモリを接続すれば簡易NASとして利用可能だ。

 ルーターの設定や無線LAN接続を、iPhone/iPadから行えるアプリ「PLANEX スマホ一発!」(Android版は現在開発中)に対応。これまではPCを接続して設定しなければならなかったPPPoE接続やセキュリティ設定もアプリから行えるとしている。このほか、ボタン操作で対応子機との無線接続設定が簡単に行えるWPSにも対応している。

 本体サイズは約152×161×59mm(幅×高さ×奥行、突起部を除く)、重量は約315g。デザインはイタリアのデザイナーが手がけ、柔らかいフォルムと光沢のあるカラーだとしている。


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(永沢 茂)

2012/6/26 18:55