ローソン店頭の無料無線LANサービス「LAWSON Wi-Fi」、iPhoneにも対応
株式会社ローソンは27日、ローソン店舗で無料提供している無線LANサービス「LAWSON Wi-Fi」がiPhoneにも対応したと発表した。また、ログイン認証方法を変更し、パスワード設定を追加することでセキュリティを強化したこともあわせて発表した。
LAWSON Wi-Fiは、病院などの一部店舗を除く全国のローソン店舗において、共通ポイントサービス「Ponta」の会員向けに提供しているもの。すでにAndroidスマートフォンでは4月より、「LAWSON」アプリからログインして利用できるようになっていた。
iPhone版のLAWSONアプリでは、今回公開したアップデート版(バージョン2.1.0)でLAWSON Wi-Fiに対応。同アプリをインストールまたはアップデートし、Ponta会員IDでログイン・登録することで、以降、アプリを起動することで無線LANサービスに接続できる。閲覧するサイトは制限されないが、著しく公序良俗に反するサイトについてはフィルタリングされる場合があるという。さらに7月3日からは、ローソン店内限定の映像・音楽・電子書籍などのコンテンツも楽しめる。アプリはiOS 4.1以降を搭載したiPhone 3GS以降とiPod touch(第4世代以降)に対応する。
iPhone版「LAWSON」アプリのトップ画面 |
ログイン時の認証は、4月より提供しているAndroid版アプリでは当初、Ponta会員ID、電話番号、誕生月日の3項目で行っていたが、6月18日からは新バージョン(3.1.0)において、任意のパスワードの設定項目を追加したという。今回提供を開始したiPhone版もこの認証方法となる。
当初の認証方法については、ユーザーによっては電話番号と誕生月日は半ば公開している情報であり、Ponta会員IDもレシートに印字されていたことから、ログインに必要な3項目が他人によって比較的容易にそろえられてしまう可能性もあり、セキュリティ面での懸念がLAWSON Wi-Fiのサービス開始直後から指摘されていた。なお、レシートについては4月24日より、Ponta会員IDの一部をマスキングする対応がとられている。
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(永沢 茂)
2012/6/27 14:39
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