Samsung、Windows 8やWindows Phone 8搭載の新デバイス「ATIV」発表


 韓国のSamsung Electronicsは29日、OSにWindows Phone 8やWindows 8を搭載したモバイルデバイスの新シリーズ「ATIV」を発表した。

 発表されたのは、Windows Phone 8搭載のスマートフォン「ATIV S」、Windows RT搭載のタブレット端末「ATIV Tab」、Windows 8搭載のキーボード脱着型ノートPC「ATIV SmartPC」「ATIV SmartPC Pro」の4機種。

ATIV SATIV Tab
ATIV SmartPCATIV SmartPC Pro

 OSにWindows Phone 8を採用した「ATIV S」は、1.5GHzのデュアルコアプロセッサー、4.8インチのHD Super AMOLEDディスプレイを搭載するスマートフォン。ネットワークは、HSPA+ 42Mbps(850/900/1900/2100MHz)およびEDGE/GPRS(850/900/1800/1900MHz)に対応。無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetooth、NFCによる通信にも対応する。本体サイズは137.2×70.5×8.7mm、重量は135g。

 OSにWindows 8のARM版となる「Windows RT」を採用した「ATIV Tab」は、1.5GHzのデュアルコアプロセッサー、10.1インチのHD LCD(1366×768)ディスプレイを搭載するタブレット端末。無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.0、NFCによる通信に対応する。本体サイズは265.8×168.1×8.9mm。重量は570g。

 「ATIV SmartPC」「ATIV SmartPC Pro」は、Windows 8搭載のノートPCで、キーボード部分を取り外してタブレット端末としても利用できる。

 ATIV SmartPCは、11.6インチのHD(1366×768)ディスプレイ、次世代のIntel ATOMプロセッサーを搭載。13.5時間のバッテリー駆動が可能。キーボードを外した状態の本体サイズは304.0×189.4×9.9mm、重量は750g。キーボード装着時の本体サイズは304.0×189.4×19.9mm、重量は1.48kg。

 ATIV SmartPC Proは、11.6インチのフルHD(1920×1080)ディスプレイ、Intel Core i5プロセッサーを搭載。8時間のバッテリー駆動が可能。キーボードを外した状態の本体サイズは304.0×189.4×11.89mm、重量は884g。キーボード装着時の本体サイズは304.0×189.4×21.89mm、重量は1.6kg。


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(三柳 英樹)

2012/8/30 13:21