キングジム、なぞった部分を読み取れるスキャナー内蔵マウス「MSC10」


MSC10

 株式会社キングジムは、スキャナー機能を内蔵したマウス「MSC10」を11月2日に発売する。価格は1万1550円。

 対象物をマウスでなぞるだけでスキャンできるため、新聞やカタログなどの必要な部分を切り取るクリッピングや、一般的なスキャナーにセットできない大きな原稿の一部を取り込む際にも便利という。通常時はマウスとして使用できる。

 使い方は、専用ソフトを立ち上げ、マウス横のスキャンボタンを押して、スキャンしたい対象物の上をマウスでなぞる。なぞった部分はPCの画面に表示され、スキャンが終わったら再度ボタンを押して確定させる。

 スキャンしたデータは、トリミングやコントラストなどの機能で編集したり、消しゴム機能で必要のない個所を削除することも可能。OCR機能を搭載しているため、文字を読み取りテキストで保存できる。

 保存形式はPDF/JPG/TIFF/BMP/PNG/XLS/DOCの7種類。スキャンサイズはA4サイズまで対応する。解像度は最大400dpi。対応OSはWindows 7のみで、旧OSからのバージョンアップは補償対象外。今後はソフトウェアアップデートでMac OSやWindows 8にも対応する。

 マウスのサイズは約60×115×37mm、ケーブルの長さは約1.5m、本体重量は約110g。

スキャンしているイメージ編集画面

関連情報


(増田 覚)

2012/10/16 15:22