アフィリエイトの業界団体「日本アフィリエイト協議会」が発足


 アフィリエイトの業界団体「日本アフィリエイト協議会」が11月1日に発足した。
アフィリエイトビジネスの健全な発展と普及、消費者と事業者の利益の共存と成長を図ることが目的。アフィリエイトサイト運営者(アフィリエイター)、広告主、アフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)、広告代理店間で協力して活動する。

 2010年12月に発足した業界ネットワーク「日本アフィリエイト交流振興会」の活動を引き継いだ任意団体。具体的な取り組みとしては、アフィリエイトプログラムの教育や啓蒙活動、ガイドラインと認定アフィリエイト制度の策定、国内外の市場調査、ブラックリストとグレーリストの共有、無料マニュアルの公開、相談&サポート窓口の設置などを行う。

 このほか、アフィリエイトの国際展開や地域振興、消費者教育、モバイルなどをテーマにした委員会(ワーキンググループ)活動、官公庁や他団体、マスコミ、海外機関と連携した活動も行うという。

 協議会では、入会金と年会費を支払うことで議決権が与えられる「正会員」枠と、初心者向けの「個人会員」枠の2つを用意している。アフィリエイトビジネスにかかわる法人・個人であれば、情報商材(塾を含む)や18歳未満禁止サイトなどの禁止事項に抵触していなければ誰でも参加できる。

 代表理事はクロスワーク株式会社の笠井北斗氏、広告主理事には株式会社ニッセンや株式会社ベルーナ、ASP理事には株式会社もしもなどが名を連ねている。


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(増田 覚)

2012/11/5 13:29