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ソフトバンク版「iPad」、テザリングが利用可能に

 ソフトバンクモバイルは、同社が取り扱うLTE対応の「iPad mini」と第4世代の「iPad」のWi-Fi+Cellular版について、12月6日より、モバイルWi-Fiルーターとして利用できる「テザリングオプション」の提供を開始した。

 「テザリングオプション」は、ソフトバンクモバイルのiPhoneやiPadをモバイルWi-Fiルーターとして利用できるようにするオプションサービス。過去のiPadは利用できない。申し込みが必要で、月額525円だが、年内に申し込めば2年間、利用料が無料になる。またパケット通信定額サービスの料金も割引される。ただし月間の通信量が7GBに達すると、通信速度が制限される。また2年後の無料期間終了後、テザリングオプションを引き続き利用するには、別途申込が必要。

 iPhone向け「テザリングオプション」は12月15日より提供される予定だが、それに先んじて、iPadで利用できるようになった。なお、利用するためには、キャリア設定のアップデートが必要となる。設定メニューの「一般」→「情報」→「キャリア」にアクセスすると、最新バージョンの「13.6」であればそのままテザリングを利用でき、そうでなければ更新を促す案内がポップアップで表示され、手動更新できる。利用時には「インターネット共有」をONにする。

(関口 聖)