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ネットスーパー向け音声認識アプリ、「きゅうり」と「キウイ」正しく判別

 大日本印刷株式会社(DNP)と株式会社アドバンスト・メディアは14日、食品専用の音声認識システムを開発したと発表した。日本初だとしており、ネットスーパーなどの食品注文アプリとして提供していく。まずはネットスーパー事業者や食品宅配事業者などと共同で実証実験を行い、2013年度のサービス開始を目指す。

 アドバンスト・メディアの音声認識エンジン「AmiVoice」を活用したもので、食品に関連する単語約6万語を搭載。食品名の類義語辞書では、例えば「鶏肉」に関して「とり」「とりにく」「とりもも」「とりむねにく」などの単語が登録されており、注文音声に対して適切な食品を検索して表示するという。また、「きゅうり」と「キウイ」、「しじみ」と「チヂミ」など、発音が類似した誤認識しやすい食品名でも高い精度で判別できるとしている。

 音声辞書には、自社サービスで取り扱う商品名や産地などの固有名詞を個別に登録することもできる。商品情報と関連付けることで、認識精度を向上させるカスタマイズも可能だという。

 ネットスーパーサービスは利用者の注文1回あたりの商品の購入点数が多いが、多種多様な商品があるために画面移動やテキスト検索などを何度もしなければらなず、スマートフォン操作に不慣れなユーザーには使いにくかったという。音声認識を活用した食品注文プリ注文では、希望の商品名を発声することで簡単に検索でき、表示された商品の中からタッチして注文できるとしている。

(永沢 茂)