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違法コピーの危険がいっぱい――ACCS、著作権Q&Aコーナーを開設

 一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は10日、同社ウェブサイトに著作権Q&Aコーナーをオープンした。「コンピューターソフトウェアには、違法コピーの危険がいっぱい。 知らないうちに、犯罪に巻き込まれていたらどうします? そうならない為にしっかりと違法行為がどのようなものか勉強しましょう」として、よくある質問と回答をまとめている。

著作権Q&Aコーナー

 Q&Aは、「著作権の基礎知識」「学校」「職場」「プライベート」「ネット」「その他」という6カテゴリーに分類。例えば、「著作権とはどのような権利か?」「子どもの落書きも著作権法で保護されるか?」「過去に自分がVHSで録画したテレビドラマについてDVDに変換することを業者に頼みたいが、問題はあるか?」「人気コミックの画像を自分のスキャナーで読み込み、友人にメールで送ったり、10人くらいしか見に来ないブログにアップロードしたりしてもよいか?」「119条3項に定める『有償著作物』とはどのようなものか?」など、37項目を掲載している。質問は順次追加していく予定。

 あわせて、2010年9月に発行した小冊子「ビジネスマン必携! 知って得する著作権」の改訂した。著作権の概要やビジネスシーンで陥りがちな著作権の問題を、会社の新人と先輩の会話形式で分かりやすく説明する。小冊子は16ページで、PDFファイルでダウンロードできる。

 なお、Q&Aコーナー、小冊子ともに、1月1日から施行された改正著作権法に対応しているという。

(永沢 茂)