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カゴヤ、バッファローのNAS「TeraStation」を利用したリモートバックアップサービス

 カゴヤ・ジャパン株式会社(以下、カゴヤ)は10日、株式会社バッファローのNAS製品「TeraStation」を利用したリモートバックアップサービス「TeraStationリモートバックアップサービス」を発表した。同日より提供を開始している。

 「TeraStationリモートバックアップサービス」は、バッファローのNAS製品であるTeraStationを用いて、リモートバックアップ環境を構築するサービス。機器の設置や設定などの初期設定はすべてカゴヤ側が担当するため、容易にバックアップサービスを導入できるほか、日常の運用についてもすべて自動で行われるので、ユーザー側への負担は少ないという。

 具体的には、ユーザー環境にボックス型のTeraStationを、カゴヤのデータセンターにラック型のTeraStationをそれぞれ設置し、ユーザー環境からデータセンターへ定期バックアップを行うことで、万一の災害発生時などにデータが失われないようにする仕組み。また、ユーザー環境のTeraStationは2台構成で冗長化されているので、1台が故障した場合でもそのまま業務を継続できるプランも用意している。

 なお、データセンターに設置されるラック型TeraStationは、24時間365日体制でカゴヤのエンジニアが監視するほか、ユーザー環境側のTeraStationも監視し、万一の障害発生時にはカゴヤがリストアまでを行うとのこと。

 価格は、容量に応じた基本料金と回線費用から構成される。基本料金は、2TBプランが月額6万3000円、4TBプランが月額8万4000円、6TBプランが月額10万5000円、2TB冗長化プランが月額9万4500円、4TB冗長化プランが月額12万6000円、6TB冗長化プランが月額15万7500円で、いずれも別途8万4000円の初期費用が必要となる。

 一方の回線費用は、占有10Mの場合で月額4万2000円、共有100Mの場合で月額6万3000円、占有1Gの場合は別途見積もり。

(石井 一志)