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「都道府県型JPドメイン名」が1万件突破、旧「地域型JPドメイン名」を上回る

 株式会社日本レジストリサービス(JPRS)は、「都道府県型JPドメイン名」の累計登録数が3月1日現在で1万件を突破したと発表した。

 都道府県型JPドメイン名は、「○○○.hokkaido.jp」「○○○.tokyo.jp」「○○○.nagasaki.jp」といった全国47都道府県の名称のラベルを含むドメイン名で、2012年7月に登録受付を開始した。

 地域密着型のJPドメイン名としては1993年12月より「地域型JPドメイン名」が提供されていたが、「ドメイン名が長くて使いにくい」「複数登録できない」といった声もあり、新たに都道府県型JPドメイン名を新たに設けたものだ。

 JPRSによると、都道府県型JPドメイン名の3月1日現在の累計登録数は1万1078件。地域型JPドメイン名の登録数2532件を大幅に上回ったとしている。

 都道府県型JPドメイン名の都道府県ラベルごとの登録数では、東京(○○○.tokyo.jp)が2426件で最多。以下、大阪が724件、京都が484件、福岡が395件、北海道が333件の順。「人口や企業数の多さを反映しているとともに、人気の観光地や特産品を抱える京都や北海道も上位に入っていることから、地域発・地域向けの情報発信ニーズの高さも影響しているものと考えられる」としている。

(永沢 茂)