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アイ・オー、故障・誤操作・サイバー攻撃に備える法人向けNAS「LAN DISK H」シリーズを発売
2025年7月9日 13:50
株式会社アイ・オー・データ機器は、10GbEに対応した法人向けの2ドライブNAS「LAN DISK H」(HDL2-HB)シリーズを発売する。容量は2/4/8/12/16TBがラインアップされており、価格は17万6000円(2TB)から。8月上旬の出荷予定。
CPUはIntel Atom C3538(クアッドコア 2.10GHz)で、メモリ8GBを搭載。10GBASE-T対応の有線LANポート×2を備える。推奨最大同時接続台数は10GbE接続時に128台、1GbE接続時に64台。
USB 5Gbps対応のUSB Type-Aポート×4と、USB 2.0対応のUSB Type-Aポート×1を備える。
内蔵HDD2台を1組のペアとして、ファイル単位でデータをミラーリングする同社独自の冗長化技術「RAIDeX」(旧称「拡張ボリューム」)に対応するほか、RAID 0/1にも対応する。
差分データのみを日付ごとにバックアップできる機能「履歴差分バックアップ」や、同製品の実効容量以上のUSBハードディスクを接続することでミラーリングできる「USBミラーリング」に対応する。同社は、これらをRAIDeXと合わせることで、故障・誤操作・サイバー攻撃に備える3層の防御をうたう。
同社の遠隔管理サービス「NarSuS」に対応。Windows/Macアプリ「LAN DISK CONNECT」、モバイルアプリ「Remote Link Files」による管理にも対応する。
そのほか、容量2/4/8TBのモデルでは、バックアップ用ドライブを添付したモデルもラインアップされている。