米Microsoft、STBインターネットサービス「MSN TV」を終了へ

　米Microsoftは、セットトップボックス（STB）を利用したインターネットサービス「MSN TV」を、9月30日に終了することを明らかにした。

　MSN TVは、1996年に米WebTV Networksが開始した「WebTV」を前身とするサービス。専用のSTBを電話回線とテレビに接続することで、簡単にインターネットが利用できるもので、1997年にMicrosoftがWebTVを買収し、2001年には「MSN TV」に名称を変更。日本でも1997年にWebTVのサービスが開始されたが、2002年3月にサービスを終了している。

　Microsoftでは、9月30日にMSN TVのサービス提供を終了するとして、サイトでの案内を開始。FAQページでは、「ウェブが息を呑むような速さで進化を続けており、インターネットへのアクセスにも数多くの新しい方法が存在するようになった」として、サービスの終了を決定したとしている。