ニュース

Android端末をウェブから探せる「Androidデバイスマネージャー」提供開始

 Googleは、紛失あるいは盗難されたAndroid端末を探すことができるサービス「Androidデバイスマネージャー」の提供を開始した。米国時間3日に提供予定を発表していたサービスで、iPhoneで同様のサービスは「iPhoneを探す」サービスとして、2010年から提供されている。

Androidデバイスマネージャーの画面

 AndroidデバイスマネージャーのサイトにGoogleアカウントでログインすると、アカウントに紐付けられているAndroid端末の現在位置をGoogleマップ上で確認できる。ウェブ上から端末の着信音を鳴らすボタンも設けられており、端末がマナーモードまたはバイブレーションモードになっている場合でも、着信音を最大音量で5分間鳴らすことができる。

 端末内のデータを消去するボタンも設けられており、盗難時などにリモートで端末内の全データを消去できる。この機能を利用するには、端末側で「出荷時設定へのリセット」を有効にしておく必要がある。

 端末がオフラインまたは電源が切られている状態では、Androidデバイスマネージャーから探すことはできないが、あらかじめ「端末データを消去」を設定しておくと、次にオンラインになった際に端末のデータが削除される。

端末側の設定画面

(三柳 英樹)