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「iTunes 12」公開、新機能の「ファミリー共有」に対応、デザイン刷新も

 Appleは16日、メディアプレーヤー/管理ソフト「iTunes」の最新バーション「12.0.1」を公開した。Windows XP SP3以降とOS X 10.7.5以降に対応する。

 このバージョンでは、新機能として「ファミリー共有」に対応した。これは、iTunesやiBooks、App Storeで購入したコンテンツやアプリを、最大6人までの家族と共有できる機能。iOS 8のiCloud設定またはOS X Yosemiteのシステム環境設定でファミリー共有を設定することで利用できる。

 このほか、画面デザインを刷新。ライブラリとiTunes Store間でスムーズに行き来できるようにしたほか、プレイリスト編集画面の改善なども行ったという。Mac版では、Mac用OSの最新バージョンであるOS X Yosemiteに合わせ、半透明デザインを採用した。

 なお、Windows版ではセキュリティ修正も含まれる。WebKitに存在した複数のメモリ破壊の脆弱性により、iTunes Storeを閲覧した際に中間者攻撃によってiTunesを不正に終了したり、任意のコードを実行させられる可能性があったという。

(永沢 茂)