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荷物の再配送を減らす「スマート宅配BOX」、スマホで鍵を開閉、11月から実証実験

 株式会社エスキュービズム・テクノロジーは23日、スマートフォンアプリを鍵にして、受取人がいなくても荷物を保管できる宅配ボックス「スマート宅配BOX」を開発したと発表した。11月から株式会社サイバーエージェント・ベンチャーズと実証実験を開始する。

スマート宅配BOX

 スマート宅配BOXは、鍵の開閉をスマートフォンアプリで行う宅配ボックス。配達員がBOXに荷物を入れ、専用アプリで鍵をかけると、ユーザーに配達完了が通知される。通知されたユーザーは、記載されたパスワードを専用アプリに入力してスマートフォンをBOXにかざすと扉が開く。

 BOXは外寸が50cm×50cm×50cm、内寸が45cm×45cm×45cm。これまで設置の難しかった一軒家や、マンション、オフィス、駅や空港といった公共施設など荷物を受け取りたい場所に設置することで荷物の再配送を減らすことができ、開閉履歴はクラウドで一元管理するため、配送トラブル防止にも効果的だとしている。

概要
開閉はクラウドで一元管理
一軒家などにも設置可能

(三柳 英樹)