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日経、検索したキーワードに関する新聞記事の本数でトレンドの流れを可視化できる「新聞トレンド」

 株式会社日本経済新聞デジタルメディア(日経デジタルメディア)は20日、検索したキーワードが全国の新聞記事でどのぐらい取り上げられているかをグラフで可視化できる「新聞トレンド」を提供開始した。PC/スマートフォンのブラウザーからアクセスできる。

「新聞トレンド」は、PC/スマートフォンのブラウザーで利用できる

 注目のイベントや話題の人物、新語、新製品が新聞紙面に登場した件数(記事の本数)から、トレンドの変化を知ることができるサービス。検索したキーワードに関する記事本数がグラフで表示されるため、競合サービス・製品を比較したり、年で比較するといった使い方ができる。最大3つのキーワードを比較でき、グラフ表示は5年間、1年間、3カ月、2週間に切り替えることができる。

 対象となる記事は、全国紙4紙、地方紙49紙、業界紙・専門紙27紙、スポーツ紙4紙の計84紙で、過去5年分の記事。検索したキーワードを含む記事の掲載本数が多い上位3紙と記事本数を表示する。なお、対象媒体は変更になることがあるとしている。

 新聞トレンドは、日経デジタルメディアが運営する会員制データベース「日経テレコン」の記事データベースを用いて記事本数を集計している。入力時や入力後に表示されるキーワード候補は、日経デジタルメディアと言語理解研究所が共同開発した自動記事分類エンジン「T-laei」で抽出している。

「オバマ」「メルケル」「習近平」に関する記事本数の比較

(山川 晶之)