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バッファロー、空いてる帯域に自動で切り替えできる11ac 3×3対応Wi-Fiルーター
(2015/8/19 14:27)
株式会社バッファローは、IEEE 802.11ac/n/a/g/bに対応したWi-Fiルーター「WXR-1750DHP」を8月下旬に発売すると発表した。価格は1万8700円(税別)。
大型の可動式アンテナを3本搭載し、3×3MIMOに対応。11ac時で最大1300Mbps、11n時で最大450Mbpsで通信可能。バッファローでは初となるバンドステアリングに対応し、接続している端末を5GHz帯、2.4GHz帯のどちらか混雑していない方に自動で切り替える。また、環境別にアンテナの最適な配置を記載した「アンテナ設置ガイド」を取扱説明書ダウンロードページに公開している。
室内を移動する端末を自動追尾し、電波を集中して発射する「ビームフォーミング」機能のほか、通常ビームフォーミング機能が利用できないiPhone 5s/iPadやNexus 7(2013)といった一部の機器で、同様の機能が利用できる「ビームフォーミングEX」を搭載している。ビームフォーミングEXにより、実効スループットが最大50%向上するとしている。
IPv6とIPv4の共存が可能で、インターネットマルチフィードが提供する「transix」や、IIJが提供するtransixを利用した個人向け接続サービス「IIJmio FiberAccess/NFサービス」、日本ネットワークイネーブラーのISP事業者向けIPv4/6デュアルスタックサービス「v6プラス」が利用できる。
スマートフォンのみでWi-Fi初期設定できる「AOSS2」を搭載するほか、Wi-Fiの設定変更ができるスマートフォンアプリ「Wi-Fi」リモコンを提供。また、自宅のNASに外出先からアクセスできる「WebAccess」機能を搭載する。そのほか、特定のデバイスでインターネット接続だけ許可する「ゲストポート」機能、中継機能、ファームウェア通知機能なども利用できる。
1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応した有線LANが利用可能。LANポート×4、WANポート×1。本体サイズは41×185×185mm(幅×高さ×奥行)、重さは約545g。